最後の通り抜け

豊田市の、
「安永川トンネル最後の通り抜けウオーキング」に参加した。

去年工事中に通り抜けウオーキングに参加したが、
間もなく完成で水を流すということで、
歩いて通り抜けられる、
「最後のチャンス」ということになる。

8時半からの受付開始だったが、
9時ちょっと前に出発地点に行ったら、
たくさんの人が受付に並んでいた。

前の時はここまでいなかった気がするのだが、
天気がいいのと「最後」ということがあるのだろうか。

受付でもらえる、
記念品は定数に達しそうだということで、
地図だけもらって歩き始めた。

トンネルにつくと、
前回は工事現場風だったが、
ほとんど完成しているように見える。

トンネルの中は地面が濡れた状態で、
一段高い歩道のような部分しか通れない感じで、
後ろから人がどんどん来るので、
先へ先へと黙々と歩く感じになった。

それでも濡れていないところを探して、
そこに降りて写真を撮ったりして、
コンクリートの造形を堪能した。

永遠に続くかのような、
暗い曲線の中で、
出口を求めて歩く。

およそ2kmの道のり、
地面の下の異世界を、
水が流れる様を想像しながら通り抜けた。

工事全体の完成は3年後になる。

その暁には、
水が流れているトンネルを見に行きたい。