恐怖体験(その2)

昨日の続き。
 
チケット買って、
中に入ったら、
そこでも30分ぐらい待ちがあった。
 
周りは家族連れかカップルが多い。
 
一人連れは自分ぐらいか。
 
自分がここに来た動機は、
「お化け屋敷」と「科学館」の組み合わせが、
ちょっと意外だったからで、
どんな展示になっているか気になったからだが、
純粋にお化け屋敷を楽しみにしている人も多い感じだ。
(まあ私もお化け屋敷の経験があまりないので、
純粋に楽しみではあるが)
 
待ち行列の近くを見終わった人が出てくるのだが、
近くの家族連れのお父さんが、
子供を安心させるためか、
「みんな涼しい顔で出てくる」、
みたいなことを言っていた。
 
魂を抜かれただけじゃないか。
 
たまに聞こえる悲鳴が、
期待を高める。
私も魂を抜かれるのか。
 
グループごとに入ると言うことで、
自分は一人で入ることになる。
 
昭和の民家をモチーフにしたお化け屋敷で、
どんな仕掛けがるのかと思うと、
警戒心バリバリだったので、
意外なほどぞくぞくする。
 
急に何か出てきたり、
変な音がしたり、
いろいろ仕掛けがあって面白かった。
 
子供のころだったらちょっとトラウマだったかも。
 
魂が抜けるほど、
悲鳴を上げるまではいかなかったが、
結構不気味だった。
 
お化けの方も、
お化け屋敷を一人で歩いているおっさんは、
結構不気味なんじゃないか。
 
お化け屋敷を抜けると、
後半はパネル展示で、
脳科学的に恐怖のメカニズムを分かりやすく説明してくれる。
 
恐怖に関係した遺伝子が、
アルコール耐性にも関係していることや、
オメガ3系脂肪酸PTSDに効くらしく、
魚を食べると恐怖を克服できるかもとか、
面白い話がいろいろあった。
 
ここからはネタバレ。
 
展示の最後に、
客がお化け屋敷の中の仕掛けを操作できる仕組みがあり、
カメラなどで他の客を見ながらそれを発動させることができる。
 
自分がお化け屋敷を歩いているとき、
いかにもの場所の仕掛けが発動しないこともあったが、
それはこのせいだった。
  
自分も便器から人形の手をだす仕掛けを作動させたが、
子供に無視された。