大阪(旅情編1)

今は大阪のホテルにいて、
持ってきたPCでこれを書いている。
 
天王寺通天閣と、
梅田のヨドバシカメラに行った。
 
[大阪城]
 
大阪城は石垣の壮大さが印象に残ったが、
現在の石垣は徳川時代の建造である。
 
巨石がいくつも使われており、
一番大きな蛸石と呼ばれる巨石は、
見えている部分が、
約60平方メートル(36畳)になるという。
(どっかのおっさんが、
「60平方メートルってことは、
60メートル四方か!」
って言っていた。
気持は分かるがそれは勘違いだと思う)
 
天守閣は3代目で、
豊臣時代と徳川時代の折衷デザインであるらしい。
中は博物館になっていて、
様々な展示品があったが、
大坂夏の陣のでの大坂落城に関するものが、
目を引いた。
滅びゆく者と戦乱の悲劇と、
豪華絢爛とも言える大阪城の対比が、
諸行無常を感じさせる。
 
ちなみに天守閣の展望台は、
眺めは最高に良かったのだが、
風が強くって飛ばされるのではと思った。
 
[四天王寺]
 
四天王寺に行こうと思ったのは、
先日法隆寺に行ったとき、
聖徳太子法隆寺よりに先にこの寺を創建したことを聞いたからだ。
(四天王寺は再建されたので、
現存している中で古いのは法隆寺ということになるが)
 
四天王寺と言えば、
五重塔と金堂が並ぶ、
四天王寺伽藍配置が有名だが、
他にもいろいろと面白いものがあった。
 
「おもかる地蔵尊」というのがあって、
これはお地蔵さまを持ち上げて、
軽いと感じたら願いが叶い、
重いと感じたら時期を待つべし、
という謂れがある。
 
実際に持ってみたが、
重いとも軽いとも言えない微妙な重さなのだ。
 
その人の心に思うところがあれば、
軽くも重くもなるような気がする。
人間の心理を利用した、
巧妙な仕組みなのだろうか。
(なお「おもかる地蔵」はあちこちにあるらしい)
 
[通天閣]
 
通天閣って道を跨いで立っているのを、 この年で初めて知った。  
展望台に登ろうと思ったら結構人が並んでいて、
30分の待ち時間だったが、
タワー好きとしてはここは外せない。
(行列待ちのところで、
阪神のオープン戦を観戦しているという、
大阪らしい風景を見られたし、
って偶々?)
 
上からの眺めはよく、
大阪城も見えた。
(もちろん大阪城から通天閣が見えた)
高いところはやはりいい。
 
縁起がいいとされる、
ビリケン像の足の裏もしっかり触った。
 
[ヨドバシ]
 
ここのヨドバシは大きい。
ポイントの期限を更新するために、
携帯用のLANケーブルを買った。
これをホテルで使おうかと思ったら、
部屋に用意されていた。