都会の闇

夜道をブラブラ歩いていたら、
突然黒っぽい帽子と服を身につけた人が、
走って飛び出て来た。
 
危険な香りがして、
身構えてしまった。
 
テレビドラマとかで、
犯人が逃げるシーンのような感じだった。
 
でも実際は逃げたのは誤解されやすいだけのいい人で、
ただの目撃者なのに登場シーンがちょっと長い奴が、
真犯人だったりするんだよなあ。
 
まあそんなことはどうでもいいが、
事実は小説よりも平和で、
丸いものを落として、
それが転がっている行くのを、
追いかけているだけのようだった。
 
服装も会社のユニフォームかなんかみたいだ。
 
驚かせられた。
 
都会の闇に飲み込まれるかと思ったぜ。