年頃

お店のトイレに入った。
 
高校生ぐらいの少年2人が、
2つある洗面台に並んで、
鏡で身だしなみを整えている。
 
用は終えたのだが、
まだしている振りをして、
空くのを待っていたのだが、
ずっとやっている。
 
鏡を見ると残念な気持ちになりそうな、
おっさんには出来ないほど、
念入りだ。
 
これから何かあるのだろうか?
それともこれが若さと言うものなのか。
 
いつまでも待っているわけにもいかないし、
手を洗わないわけにもいかないので、
ちょっとどいてもらって、
手を洗った。
 
ちょっとそこらへんを回って、
もう一度そのトイレの前に来たら、
彼らが出てくるところだった。
 
ずっと待ってたら、
「やたらに用を足すのが長いおっさんがいた」
ってブログに書かれていたかも。