餓鬼の断食

お盆グッズとして、
「おがら」がスーパーで売っていた。
 
自分にはあまり馴染みがなかったので、
ネットで調べたら、
「麻幹/苧殻」と書いて、
皮を剥いだ麻の茎で、
お盆に焚いて送り火・迎え火にしたり、
箸に見立ててお供えしたりするらしい。
 
更に調べたら、
「餓鬼に苧殻 」は、
「なんの頼りにもならない」と言う意味だそうだ。
 
「鬼に金棒」の逆で、
今風に言うならば、
「餓鬼にアイスの棒」みたいなものか。
 
「おがら」には関係ないが、
「餓鬼の断食」という諺もあるらしい。
 
その意味は、
「当然のことをしているだけなのに、
いかにも善いことをしているかのように言うこと」とある。
 
てっきり、
「スマートなのにダイエット」みたいな意味だと思った。
 
「そんなのは餓鬼の断食だ!」
一度言ってみたい。