いつ降りだしてもおかしくない空模様。
どこか降らないことを期待していたが、
帰宅を急ぐ会社員(32)に、
突然大きな雨粒が当たった。
せめてもうちょっと小雨から降ってくれよと思ったが、
あれよあれよと言う間に、
雨は強くなっていく。
かばんから出した折り畳み傘は、
頭を守るのが精一杯で、
足はあっという間にずぶ濡れに。
駅に着くころには、
雨は背中にまで回り、
濡れていないのは、
頭だけになった。
6月の雨に心まで濡れた気がして、
ヌクレオチドと、
濡れ落ち葉は似てるんじゃないかと、
そんなことを考えてしまった。
(↑それは嘘)