時はめぐり

実家から家族が来た。
それでみんなで、
愛・地球博記念公園に行った。
 
愛・地球博の閉幕式から、
3年以上経ったが、
まだ会場跡には行ったことがない。
 
公園になったというが、
どんな風になったのか。
 
リニモで「愛・地球博記念公園駅」へ。
一番目立つのは大観覧車だが、
当時付いていた液晶モニターがなくなっているので、
あまり万博らしさがない。
 
駅は当時のままだが、
駅から出ると、
面の前に広がっていた会場は、
跡形もなくなっていて、
知らずにつれてこられたら、
会場跡とすぐに分かるかどうか。
 
当時は企業のパビリオンが並んでいたあたりは、
半分が駐車場で、
半分は造成中であった。
 
当時「愛・地球広場」と呼ばれて、
イベントを行っていた広場は残っており、
面影はある。
なぜか雪が運ばれてきていて、
子供が雪遊びをしていた。
 
グローバルハウスと呼ばれて、
月の石なんかがあった建物は、
既存の建物を利用していたので、
もとのスケート場とプールに戻っている。
 
メインストリートとなっていた、
グローバルループという空中回廊が無いが、
だんだん当時のことを思い出せてきた。
 
日本庭園やサツキとメイの家は、
そのままだった。
サツキとメイの家はいまだに予約が必要で、
今日はもう予約で一杯だった。
 
愛・地球博記念館」や「モリコロショップ」などといった、
当時をしのばせるものも多いが、
ちょっとした寂しさはぬぐいきれない。
 
いいところなので、
もう少し暖かくなったら、
また自転車で来ようと思った。
 
ところで、
リニモの「公園西」で降りると、
会場の西ゲートまで、
大きなバスターミナル・駐車場があった。
駐輪場が近くにありよく利用しており、
何台もの大型バスが出入りしていたのを、
よく覚えている。
 
そこがいまでは、
完全に耕作地になっていて、
カラスがたくさんいたのが、
一番のびっくりだった。
(写真は公園西から会場の方を見た風景)