名古屋の東の日進市にある岩崎城に行った。
ここは「岩崎城の戦い」で有名な場所だ。
家康と秀吉の戦った、
1584年の小牧長久手の戦いの際に、
膠着状況を打開するため、
家康の背後の岡崎を攻略しようとした池田恒興だが、
進軍の途中の岩崎城を守る丹羽氏重と交戦になる。
恒興は氏重を破り城を落とすも、
結局岡崎攻略はならず、
その後は家康が優位な形で戦いが進んだ。
史実はそう単純ではないようだが、
討ち死にしながらも少ない軍勢でがんばった丹羽さんと、
岡崎に行く途中にちょっかいを出されて、
怒って岩崎城で寄り道した池田さんのおかげで、
徳川家康が戦いを優位に進め、
後の徳川の世に繋がったという話になっている。
さて現在の岩崎城だが、
長らく廃城となっていたもののを整備し、
歴史博物館として模擬天守(展望台)が作られている。
外から見るとお城だが、
中は立派なビルだ。
(ここら辺は近年再建された城はどこでもそうだが)
最上階が展望台になっていて、
サッシ戸をあけてベランダ(?)に出る。
(サッシ戸の鍵が内側から閉まっていて、
自分で開けて入ったのだが、
間違って外にいる間に閉められたらどうしようかと思った)
日進市が一望できて眺めがいい。
今日は天気はあまりよくなかったが、
気持ちのいい風が吹いている。
鳥になったみたいだ。
この展望台、
安全対策のためか鉄網が周りに張ってあって、
ちょっと鳥籠みたいだった。
やっぱり鳥になったみたいだ。
ちなみに愛・地球博の会場跡も近いので、
ここから見えるかと思ったが、
良く分からなかった。
モリゾーとキッコロの気を感じれば分かるのだろうか。