カラマンダリン

柑橘類の世界は深い。
 
今日は「カラマンダリン」という、
柑橘類を買って食べた。
 
温州みかんのように簡単に皮がむけて、
甘みがあっておいしい。
ついつい買ってきた6個全部食ってしまった。
 
このカラマンダリンだが、
ネットなんかを見ると、
「幻の柑橘」扱いされているぐらい、
なかなか珍しい品種らしい。
 
私は99円ショップで買ったのだが…。
(税込み209円だった)
 
痛みやすいらしく、
皮とか黒い部分があったから、
(実には何の問題も無かったが)
安くなっていたのだろうか。
  
カラマンダリンは、
温州みかんキングマンダリンを交配して出来たらしいが、
更にカラマンダリンと吉浦ポンカンを交配すると、
南津海(なつみ)になるらしい。
 
ウィキペディアによると、
マンダリンの原産地はインドのアッサム地方で、
西の地中海に広がったものと、
東の中国・日本に広がったものがあるらしい。
 
前者の一つがキングマンダリン(イタリア生まれ)で、
後者の一つが温州みかんらしいので、
カラマンダリン(アメリカ生まれ)は、
地球を逆に回ったマンダリンが、
再び出会ったものということか。  
別れたり出会ったり、
まるで人生だねえ。
 
それで柑橘類は、
甘かったりすっぱかったりするのか。
 
ちなみに作者の人生は、
酒を飲んでは人にカラマンダリン(からんだり)しています。