男は度数

最近は仕事の関係で、
カメラ付き携帯電話を持ち込めないところが多いので、
持ち歩いていない。
 
それでも昼間電話しなくてはならなくて、
公衆電話で電話することに。
 
とりあえず財布の中にはいっていたテレカを入れたら、
度数が3だった。
早口で用事を言えばいいかと思ったが、
相手が出る前に度数が減っていく。
(内線の転送みたいな感じで、
相手が出てなくても繋がっているらしい)
 
相手が出たときは、
すでに度数が1か2だった。
急いで財布にある10円玉数枚を投入する。
こんなときに限って100円玉はないし。
 
しかしそれもどんどん減る。
やっぱり相手が東京なので減りが早い。
もうだめだ。
 
結局途中で切れてしまって、
新しくテレカを買って、
かけなおした。
 
東京までの電話代を甘く見ていた。
電話代って3分10円ぐらいじゃなかったっけ?
(それは市内か)
 
あの度数の減り方は、
なんかゲームで毒ゾーンに入ったときの、
ライフメーターみたいで、
かっこよかった。