帰宅支援マップ

「震災時帰宅支援マップ」を買った。
 
これは震災時に交通機関が麻痺し、
家に歩いて帰るとき、
危険を避けたり支援を受けたりするのに役立ように、
作られた地図である。
 
この地図の特徴として、
都心から周辺に向けて地図が編集してあり、
地図の下が都心になるようになっている。
これは都心から帰るときに、
地図の上を進行方向に向けていれば、
地図と実際の方角とが一致するという工夫である。
(地図は北が上であることに慣れていると、
ちょっと混乱するけど)
 
トイレや避難所が書いてあり、
割れたガラスが散乱しそうなところには「ガラス壁」、
倒れる自販機による危険性があるところには「迫る自販機」、
といった注意書きがある。
 
基本的に地図が無くても、
会社から歩いて帰れるが、
こういうものがあれば何かの役に立つかもしれない。
まあ使う機会が来ずにすめばそれに越したことはないが。
 
ちなみに、
私の頭の中には「通常時帰宅支援マップ」が入っている。
 
渋いホームセンターや小粋な100円ショップが書いてあり、
壊れそうなものばかり集めそうなところには「ガラスの十代」、
悪の組織による危険性があるところには「迫るショッカー」、
といった注意書きがある。
(なぜか書いていて恥ずかしくなってきた)